低用量ピルを飲めない人がいるって本当??

低用量ピルは生理が始まった思春期から服用可能ですし、世界では1億人以上の人が飲んでいるとも言われています。
しかし、中には低用量ピルに含まれている成分と相性が悪く服用ができないケースの人もいます。
誤って服用してまうと身体に大きな負担がかかってしまうので、自分が低用量ピルを服用できるかどうかを知っておく必要があります。

低用量ピルを服用できない人

低用量ピルには女性ホルモン剤が含まれているので、乳癌など女性ホルモン系の病気がある人は服用することが出来ないです。
また主成分のエストロゲンは血を固まりやすくさせる特徴があるので、血栓症のリスクが高い人も服用することが出来ません。
下のチェック項目に該当する人は低用量ピルを服用することができないです。

35歳以上で1日15本以上喫煙されている人
・前兆がみられる片頭痛を持っている人
(片頭痛が起こるまえに目の前がチカチカしたり、生あくびが出たりする)
・乳癌、子宮癌の疑いがある人
・原因不明の性器出血のある人
・血栓症の人、血栓症になりやすいと言われたことがある人、血栓症にかかったことがある人
・手術後や出産直後の人、手術を予定している人
・コレステロール値や中性脂肪値に異常のある人
・高血圧の人
・妊娠中、授乳中の人
・高度の肥満の人(BMI35以上の方 BMI=体重(kg)/[身長(m)*身長(m)])

【低用量ピルを服用するのに注意が必要な人】

・糖尿病またはその疑いのある人
・肝臓、心臓、腎臓の病気にかかっている方、またはかかったことのある人

低用量ピルと年齢

高度の肥満や高血圧、喫煙などで低用量ピルの使用が制限されたとしてもこれらは改善が可能であり、改善がされれば低用量ピルを使用することが可能になります。
しかし、年齢制限だけは改善することができません。
40歳を超えてくると年齢とともに血栓症のリスクが高まってきます。
なのでずっとピルを飲み続けることは注意する必要があります。

加齢とともに血栓症のリスクが高まる理由は、ピルの薬としての作用の強さと卵巣機能のバランスが崩れてしまうからです。
40歳を超えると誰でも卵巣機能は少しずつ衰えてきます。
ピルに含まれているホルモン量は低用量ではありますが、機能が少しずつ衰えてきた卵巣をコントロールするのには相対的に多すぎることになります。
結果的に余分な合成ホルモンが血管障害を起こすこととなり、血栓症のリスクが高くなってしまうのです。

低用量ピルと煙草の組み合わせは危険!

低用量ピルと煙草の相性は非常に悪いです。
ピルの副作用で一番怖いのが血栓症ですが、喫煙者の場合だと煙草を吸わない人と比べて血栓症になるリスクが非常に高くなります。
年齢があがり、喫煙本数が増えるほどそのリスクもどんどん高くなってきます。

なので今、煙草を吸っていてこれから低用量ピルを始めようと思っている人はこの機会に禁煙を心がけてみることをオススメします。