緊急避妊薬アイピル飲み方

アイピルの服用タイミング

アイピルは性行為で避妊に失敗しまい妊娠を望まない場合は、少しでも早く服用することが鍵となってきます。
水かぬるま湯で1錠を服用してください。

緊急避妊薬アイピルはなぜ早く服用したほうが良いのか?

避妊に失敗してから12時間以内にアイピルを服用すると避妊成功率が約99%でほとんど妊娠を避けることができますが、時間が経過してから服用すると妊娠する確率が高くなってきてしまうからです。

~服用する時間による効果の差~
・12時間(半日)以内に服用した場合
約99%の避妊効果
・24時間(1日)以内に服用した場合
約95%の避妊効果
・48時間(2日)以内に服用した場合
約85%の避妊効果
・72時間(3日)以内に服用した場合
約80%の避妊効果
・120時間(5日)以内に服用した場合
約60~70%の避妊効果

金曜日に避妊を失敗してしまった場合、病院などが休診日だと服用するタイミングが72時間を過ぎてしまう可能性が考えられます。
しかし、性行為後72時間(3日)が経過していても120時間(5日)以内にアイピルを服用することで、一定の避妊成功率が見込めます。
そのため、72時間(3日)が経ってしまっても服用することで約60~70%の避妊効果が得られるので諦めずに服用することが大切です。

緊急避妊薬アイピルの正しい飲み方

避妊失敗後、水またはぬるま湯でアイピル1錠を服用して下さい。

緊急避妊薬アイピルはノルレボ錠のジェネリック医薬品なので、推奨されている72時間(3日)に1錠服用するだけで充分な避妊効果が得られます。
また、お茶やコーヒーなどカフェインが含まれているものと一緒に服用した場合、副作用が強く出てしまう恐れがあります。
そのため、水またはぬるま湯で服用してもらうのが一番いいとされていますね。

緊急避妊薬アイピルは食前?食後?どちらに飲めばいい?

食前、食後どちらの場合に服用しても効果的には問題はありません。

ただアイピルのような緊急避妊薬全てに言えることですが、副作用として吐き気嘔吐などが一番多く報告されています。
アイピルを軽食後に服用すると副作用が出にくいといわれています。
副作用で一番出やすい吐き気を抑えたい方は、空腹時の服用ではなくある程度食べてから服用することをおススメしています。

しかしアイピルと相性の悪い食べ物があります。
それは『グレープフルーツ』などの柑橘類です。
ほとんどの治療薬と相性が良くないグレープフルーツは、薬の成分を強く出してしまうため、副作用も強く出てしまうのです。
そのためアイピルを服用する際は、グレープフルーツなどの柑橘類が入った食べ物や飲み物は避けるようにしてください。

緊急避妊薬アイピルの連続服用

アイピルを服用して2時間以内に嘔吐してしまった場合、有効成分が体内に吸収されないため、もう一度アイピルを服用しなければなりません。
2度目の服用で嘔吐する可能性も十分考えられますので、吐き気止めの薬をのんでからアイピルを再度服用するのが理想的と言えますね。吐き気止めとの併用は問題ないので安心して下さい。

また上記のような理由以外で安易に、緊急避妊薬を連続使用することは大変危険です。
アイピル同様、全ての緊急避妊薬は短期間に大量のホルモンを摂取して体内のホルモン濃度を急上昇(服用中)→急降下(服用終了後)させることで、無理矢理子宮内膜を剥離させ人工的に出血を起こす事によって、妊娠をさせない仕組みとなっています。
ホルモン濃度の急上昇・急降下というのは身体にかなりの負担をかけます。
【緊急避妊をする=出血をさせる】
ということですから、短期間で出血を無理矢理繰り返していたら子宮内に負担がかかってしまうのは当然です。

あくまで緊急用ということを理解して、通常の避妊方法は低用量ピルを服用したりコンドームを使用するなどをして身体に負担をかけないように心掛けるようにしましょう。

緊急避妊薬アイピルとアルコールの関係

アイピルは他のお薬と違い薬の作用はホルモンに働きかけるため、お酒の影響は受けません。
しかし、アイピル服用後にお酒を飲みすぎてしまったり、副作用の影響などで体調が悪くなったりして、嘔吐してしまう可能性があります。
もし、アイピル服用後2~3時間以内に嘔吐してしまうとアイピルの避妊効果は得られなくなってしまいます
嘔吐してしまった場合は、もう一度アイピルを服用しなければならないので、お酒を飲むのならアイピル服用後4時間以上経ってから飲んだほうが良いといわれています。

緊急避妊薬アイピルと併用してはいけない薬

アイピルのような緊急避妊薬は、市販薬であれば特別注意しなければいけないような薬はありません。
薬局やドラッグストアで販売しているような鎮痛剤、風邪薬、塗り薬、目薬なども併用しても問題はないです。

しかし併用してはいけない薬として抗生物質の種類である、「ペニシリン系」「テトラサイクリン系」の抗生物質があります
この種類の薬はアイピルと一緒に服用すると、薬物相互作用で思わぬ副作用がでてしまったり、避妊効果が減退してしまう恐れがあるので併用は避けるようにしてください。

また薬ではないですがアイピルと飲み合わせてはいけない成分があります。
それは、西洋オトギリソウ(セントジョーンズワート)という成分になります。
一緒に併用してしまうと、避妊効果が減退してしまいます。
気分障害や更年期障害などの薬に含まれていることが多いですが、サプリメントやハーブティーなどにも含まれていることもあるので注意が必要です。

現在、何か服用しているような薬がありその成分とアイピルの併用が気になる人は服用前に必ず医師や薬剤師の方に相談し、安心してアイピルを使用できるようにしておきましょう。

まとめ

緊急避妊薬アイピルは正しく使用すれば95%以上の避妊効果があります。
「私はちゃんと避妊しているから大丈夫!」と思っている人もいると思います。
しかし、いつどんなタイミングで避妊に失敗するかなんて誰も予測できるものではありません。
もちろん避妊を失敗しないに越したことはありませんが、万が一のことを想定してアイピルのような緊急避妊薬の知識を頭に入れておく事はとても大切です。
男性で緊急避妊薬のことを詳しく理解している人のほうが少ないのが現状ですので、自分の身体は女性自身で守らなければなりません。
望まない悲しい妊娠を避けるためにも、アイピルのような緊急避妊薬の知識を取り入れ手元に常備したり低用量ピルで避妊をすることを心がけるようにしてください。