色々な避妊方法とその正しい知識

様々な避妊方法

昔と比べ今では世界各国で様々な避妊方法が活用されています。
しかしどのような避妊方法でも100%確実に避妊ができるという保証はありません。
正しい知識を身に着けてなるべく100%の確立に近づかせることはできますので、それぞれの避妊方法のメリット・デメリットや自分のライフスタイルなどに合った避妊方法を見つけることが大切です。

緊急避妊薬(アフターピル)

性行為失敗後から決められた時間内に、薬を飲む方法です。
女性ホルモンを無理やりコントロールして排卵をしないようにさせるので、女性の身体にはやはり負担はかかってしまいます。
病院での処方の場合は、保険適応外のため料金は10.000円~15.000円前後となります。
あくまで緊急を要するときに服用するものなので低用量ピルとは異なり、常に服用するようなお薬ではありません。
今ではアフターピルもインターネットで買う事ができる時代なので他の避妊方法を使用していて、万が一失敗してしまったときにすぐ服用できるよう常備しておいたほうがいいですね。

コンドーム

代表的な避妊方法になり、男性用と女性用があります。男性器に装着する簡単な方法であるので男性用コンドームが主に使用されています。
女性用コンドームは膣内に挿入するものなので慣れるまでに時間がかかります。
男性用コンドームも破けてしまったり、装着ミスによる失敗もあるので注意が必要です。
性感染症の予防にはとても有効的な方法です。
サイズの合ったものを選び、挿入前から必ず装着してください。
薬局やコンビニでも購入でき値段も1000円前後で買うことができます。

低用量ピル(OC)

卵胞ホルモンと黄体ホルモンが入っている薬を毎日服用し、排卵を抑制することで避妊ができます。
毎日忘れずに服用することで100%に近い避妊効果が得られます。
また低用量ピルには高い避妊効果がある他、生理周期の安定月経痛の緩和ニキビ予防などの様々なメリットがあります。
女性ホルモンが含まれているため飲み始めの初期には、副作用で吐き気・不正出血・むくみといった症状がみられます。(個人差あり)

薬局やドラッグストアなどでは販売していないので、産婦人科や病院で処方してもらう必要があります。

IUS(子宮内避妊システム)・IUD(子宮内避妊用具)

IUSはプラスチック製の小さな器具を子宮内に装着し、この器具の中から黄体ホルモンを持続的に放出することで妊娠を防ぎます。
子宮内膜が厚くなるのを防いで、受精卵を着床しづらくさせます。

IUDはプラスチック製の小さな器具を子宮内に装着し、この器具の中から銅イオンを放出することで妊娠を防ぎます。
精子と卵子の授精を防ぎ、万が一授精した場合でも着床を防いでくれます。

この2つの器具は1回の装着で効果が2~5年間持続し、避妊率も低用量ピルと同等とされていて長期間妊娠を望まない人に適しています。
IUSやIUDは装着後に定期的な検診が必要になり、また装着ができないケースや注意が必要なケースもあるため医師のもときちんとした診察を受けるようにしてください。

リズム法(基礎体温法など)

月経周期や基礎体温の変化から排卵日を予測してその間の性行為を避ける方法になります。
女性の基礎体温は低温期と高温期に分類されています。
排卵を境に低温期→高温期へ、月経を境に高温期→低温期に移ります。
このリズムを利用して排卵の周期を知っておくことで、この時期の性行為を控えて避妊します。
排卵日が分かれば翌々日からは妊娠の可能性はなくなりますが、基礎体温を毎日計っていても排卵日を確実に見つけるのは難しいです。
そして体調にも左右がされやすいため注意が必要になります。
避妊方法としては確実ではなくあくまで基礎体温法はサポート的な方法なので他の避妊方法と一緒に使ったほうがいいでしょう。

避妊手術

女性、男性どちらも行える方法です。一度手術を受ければ効果は半永久的な避妊効果が得られます。
女性の場合は卵管結紮術(らんかんけっさくじゅつ)と言って、卵管を縛り卵子と精子の出会いを妨げ授精できないようにします。
お腹の皮膚を切る方法と膣側から行う2通りの手術方法がありますが、どちらも入院が必要となり元に戻すことが困難なためリスクも高いです。

男性の場合は精管結紮術(せいかんけっさくじゅつ)、パイプカットと言って、精管を縛り精子が出されないようにします。
日帰り手術が可能なため、比較的簡単に受けられる方法です。

殺精子剤

発泡剤、ゼリー、クリームタイプなどがあり性行為の直前に膣内に挿入します。
この薬剤を膣内に入れておくことにより、侵入してきた精子を殺す作用があります。
一度の使用で効果50~60分ほど持続します。
副作用はほとんどなく、値段も高くないですが薬剤が膣の奥までちゃんと挿入できていないと効果は薄れてしまいますし、体位によっては薬剤が流れ出してしまう可能性もあります。